親知らずの抜歯後に発熱したという患者さんは一定数は存在します。
親知らずはその位置や形状から抜歯が他の歯よりも難しくなりがちで、それに伴う身体反応も少なからず影響を及ぼします。
「発熱は普通なのか？」「どんな原因で熱が出るのか？」と不安に思われる方も多いでしょう。
この記事では、親知らずの抜歯後に発熱する原因やその対処法、予防策について詳しく解説していきます。
目次
親知らずで発熱する原因
親知らずの抜歯で発熱する主な原因はいくつかありますが、その多くは体が正常な治癒反応を起こすためです。
親知らずは深く埋まっていて、歯肉や骨が周りを覆っている位置にあることが多いため、抜歯が多少なり大変になる時があります。
刺激が多ければ多いほど体が炎症反応を引き起こし、熱が出ることがあります。
骨を削る場合
前述したように親知らずが埋まっている場合、抜歯の際に骨を削らなければならないことがあります。
特に難抜歯の場合、歯が完全に骨に埋まっていることもあり、周囲の骨を削る必要があるため、刺激が多く術後に体が炎症を起こしやすくなります。
骨を削ると周囲の組織に当然ダメージが及ぶため、自然と身体が回復しようとし、炎症とともに発熱することがあります。
抜歯の影響で歯並びが悪くなった
親知らずの抜歯後、一部のケースでは隣接する歯が圧迫され（または圧迫が逆に無くなり）、歯並びが不安定になることがあります。
このような場合も、炎症や噛み合わせで過剰な力がかかり、痛みや発熱を引き起こすことがあります。
抜歯後に歯が動き始めることで、かみ合わせに影響を及ぼし、それが間接的な要因で体が熱を発生させることもあります。
関連記事：親知らず周辺の歯茎が腫れる「智歯周囲炎」とは？予防法も紹介
親知らず抜歯で熱が出た後の行動
親知らずを抜歯した後に発熱した場合、焦らず適切な対処をすることが大切です。以下のような方法で、熱や痛みを和らげることが可能です。
- 痛み止めを服用する
- 患部を冷やす
- 歯科医師に相談する
順番に解説します。
痛み止めを服用する
発熱に伴って痛みが続く場合には、処方された痛み止めや市販の鎮痛薬を服用することが一般的です。
薬の服用により、痛みや熱を和らげることができます。ただし、歯科医師の指示に従って適切な薬を使うことが大切です。
患部を冷やす
発熱している場合、患部を冷やすことで炎症が軽減され、少しずつ体温も下がることがあります。
冷たいタオルやアイスを使用して、短時間患部に当てることで症状を和らげることが可能です。
しかし長時間冷やしすぎると逆効果になる場合があるため、適度な冷却が重要です。
歯科医師に相談する
もし発熱が続いたり痛みが増してきた場合は、早めにかかりつけの歯医者で相談しましょう。
感染や他の問題が発生している可能性があるため、早めの対応が必要です。歯科ハミールではLINEでの相談も可能です。
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抜歯後に熱が出ないための条件
親知らずの抜歯後に発熱を予防するためには、いくつかの重要な条件があります。これらを守ることで、術後のトラブルを最小限に抑えることができます。
- 歯の周りの骨や歯ぐきに負担をかけない
- 抜歯にかかる時間が短い
- 抜歯の手際がよい
順番に解説します。
歯の周りの骨や歯ぐきに負担をかけない
歯科医師目線にはなりますが、抜歯の際になるべく周囲の骨や歯ぐきに負担をかけないようにすることが重要です。
負担が少ないほど体の治癒反応も抑えられ、発熱のリスクが低くなります。
抜歯にかかる時間が短い
手術時間が短ければ短いほど当然体への負担が少なくなり、回復も早くなります。
経験豊富な歯科医師による素早く的確な処置が、抜歯後の発熱を予防するための重要なポイントです。
抜歯の手際がよい
歯科医師の技術や手際がよいと、抜歯に伴う損傷が少なく、術後の発熱や痛みも軽減されます。
歯科ハミール本院では、経験豊富なスタッフが最善の処置を行っており、患者様の負担を最小限に抑えることができます。
親知らず抜歯後の注意点
親知らずの抜歯後には、適切なアフターケアが非常に重要です。以下の注意点を守ることで、発熱や他の合併症を予防することができます。
- 飲酒・喫煙・激しい運動・サウナを避ける
- やわらかい食事を避ける
- 処方された抗生物質を飲み切る
- 患部を舌や指で触らない
順番に解説します。
飲酒・喫煙・激しい運動・サウナを避ける
抜歯後は血行が良くなると炎症が悪化しやすいため、飲酒や喫煙、激しい運動、サウナなどは避けましょう。
これらの行動は体温を上げ、炎症を促進する可能性があるため、抜歯後少なくとも1週間は控えることが望ましいです。
硬い食事を避ける
硬い食事が患部に触れることで、傷ついて感染や炎症の原因になることがあります。
できるだけ患部に触れないようにするために、流動食などがベストです。
処方された抗生物質を飲み切る
親知らずを抜歯した後は、感染を予防するために通常抗生物質が処方されます。
処方された薬は歯科医師の指示通り必ず最後まで飲み切り、途中で止めないようにしましょう。
患部を舌や指で触らない
抜歯した箇所を舌や指・毛先の硬い歯ブラシなどで触れることは、感染や出血の原因となります。自然に治癒するのを待ち、むやみに触れないことが重要です。
関連記事：生えかけの親知らずが痛い原因5選｜放置すると起こることも解説
「親知らず 熱」で検索する人のよくある質問(FAQ)
親知らずの抜歯後に発熱した場合、さまざまな疑問が生じることがあります。以下は「親知らず 熱」でよく検索される質問とその回答です。
- 親知らず抜歯後の熱は何日くらい続きますか？
- 親知らずを放置するとどのような影響がありますか？
- 親知らず抜歯後、仕事は何日休むべきですか？
順番に解説します。
親知らず抜歯後の熱は何日くらい続きますか？
通常、親知らずの抜歯後に発熱が起こる場合は、1～3日程度で収まることが多いです。しかし、感染が原因であれば、症状が長引くことがあります。発熱が3日以上続く場合は、近隣の歯科医師に相談することをおすすめします。
親知らずを放置するとどのような影響がありますか？
親知らずを放置すると歯並びが悪くなったり、歯周病や虫歯の原因となることがあります。また、炎症が慢性化し神経を通じて全身に影響を及ぼすリスクもあるため、早めの対応が重要です。
親知らず抜歯後、仕事は何日休むべきですか？
多くの場合、親知らずの抜歯後は2～3日程度の休養が必要です。抜歯の難易度や個人の体調によって異なりますが、痛みや発熱が強い場合は、無理をせず休養を取ることが大切です。
半田市で親知らずを抜くなら歯科ハミール本院がおすすめ！
歯科ハミール本院をおすすめする理由は院長の立場でたくさんありますが、主には以下のとおりです。
- 豊富な経験と高い技術力
- 最新の設備と安心の治療環境
- ホスピタリティーに優れたアプローチ
- アクセスの良さと便利な施設
- 徹底したアフターケア
順番に解説します。
豊富な経験と高い技術力
歯科ハミール本院は、30年以上の歴史を持つクリニックで、元院長の赤崎知彦先生が障害者歯科や訪問診療だけでなく、難抜歯も専門家として、数多くの親知らず抜歯に対応してきました。
現在の院長である赤崎絢先生、赤崎雄飛先生、そして阿部先生も、知彦先生の高い技術と豊富な経験を受け継ぎ、難しい症例でも安心して治療を受けることができます。
最新の設備と安心の治療環境
歯科ハミール本院は、CTスキャンやiTeroスキャンなどの最新機器を完備しており、精密な診断と治療を行っています。
これらがあるとないでは治療前の診断力に大きな差が出ます。
精密な診断と最適な治療計画を立てられるのが大きな強みです。
たとえば、抜歯による麻痺の可能性を減らせられるため、患者さんからすると安心して治療を受けられます。
ホスピタリティーに優れたアプローチ
歯科ハミール本院では、治療前の丁寧な説明と同意書の提供を行い、患者さんの安心感を大切にしています。
どれだけ良い治療をしても、患者さんにホスピタリティーを提供できなければ安心してもらえません。
受け入れてもらえなければ医院の一歩的なアプローチになってしまいますので、ハミールはホスピタリティー提供を最も大切にしております。なんでも聞いてみてくださいね。
たとえば、麻酔についても、表面麻酔として塗り薬を使用し、さらに電動麻酔器でゆっくりと麻酔薬を注入することで、痛みを最小限に抑えています。
患者さんに対しては、常に優しい声かけや配慮を忘れません。
アクセスの良さと便利な施設
本院は名鉄住吉町駅から徒歩1分の位置にあり、通院も非常に便利です。
駐車場も完備しているため、車でのアクセスも問題ありません。
さらに、保育ルームも完備しており、子供連れのママさんも安心して治療を受けることができます。
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徹底したアフターケア
親知らずの抜歯後も、歯科ハミール本院では徹底したアフターケアを行っています。
炎症を抑えるためのテルプラグの使用など、患者さんが快適に回復できるようにサポートしています。
テルプラグは、抜歯後の炎症を抑えるために使用され、傷口を保護する役割も果たします。
スポンゼルという止血剤も使ったりします（※在庫状況によります）
まとめ【親知らず抜歯で熱が出たら正しい対処をしましょう】
親知らずの抜歯後に発熱することは、体が炎症に対処している証拠でもあります。発熱が続く場合は、適切な対応を行い、必要に応じて歯科医師に相談しましょう。歯科ハミール本院（半田市 歯医者）では、親知らずの抜歯を安全かつ迅速に行い、術後のケアもしっかりサポートいたします。発熱や痛みが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
歯科ハミール本院の詳細情報
【お問い合わせ先】 歯科ハミール本院 （半田市 歯医者、 半田市 歯科、半田市 歯科医院）
- 住所: 愛知県半田市宮路町118 シャトー宮路1F＆2F
- 電話番号: 0569-24-6480
- Webサイト: https://hamille-dental.com/hamille
診療案内【平日】午前 9:00〜13:00／午後 14:30〜18:30
【土曜】午前 9:00〜13:00／午後 14:00〜18:00
【休診日】日曜・祝日
※最終受付時間は1時間前までとなります。
※急患の場合は応相談、お電話下さい。
当院、医療法人歯科ハミールの分院も、今後共よろしくお願いいたします。