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歯科ハミール本院の記事詳細

2025/03/05

【専門家が解説!】親知らずが生える5つの前兆|治療が必要なケースも紹介

  • 「親知らずが生える前兆ってあるのかな?」
  • 「親知らずが生える前兆が出たときどうすればいいのかな?」
  • 「親知らずの治療が必要な状況を知りたい!」

このような悩みを解決できる記事となっています。

親知らずは第三大臼歯(前から数えて8番目の歯)とも呼ばれ、10代後半から20代にかけて生えてくることが多い歯です。

大体、親知らずが生える前に多くの人が「前兆」を感じると仰ってます。

この記事では、歯科ハミール本院(半田市 歯科)の赤崎絢院長監修のもと、親知らずが生える際に見られる5つの前兆と、それに伴う対処法について詳しく解説していきます。

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歯科ハミール本院は、半田市で長年にわたり地域に密着した医療を提供してきた歯科医院です。

1991年の創業以来、赤崎知彦先生(大先生)が地元に根ざした歯科医療を提供し続け、現在は親族の赤崎絢院長を中心に、最新の技術と充実した設備を活用した質の高い治療を行っています。

特に親知らずの抜歯や難抜歯の分野では開業以来豊富な経験を持ち、患者さんの様々なニーズに対応しています。

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親知らずが生える5つの前兆

親知らずが生える5つの前兆

親知らずが生える前には以下の5つの前兆が見られることがあります。これらの前兆がある場合、早めに歯科医師に相談することをおすすめします。

  1. 歯茎がうずく
  2. 歯茎に白っぽいのが見える
  3. 硬いものを食べたり、歯ブラシが当たると痛い
  4. 歯茎を押さえつけられるような痛みがある
  5. 7番目の後ろの歯茎の腫れのような膨らみ

順番に解説します。

1. 歯茎がうずく

親知らずが生え始めると、歯茎の奥にズキンズキンとした圧迫感であったりと違和感や痛みを感じることがあります。

これは、親知らずが歯茎の中で出てきはじめ、周囲の歯肉組織に圧力をかけているためです。

この痛みは定期的に出てきたり、しばらく続いたりすることがあります。

2. 歯茎に白っぽいのが見える

歯茎の奥に白い部分が見える場合、それは親知らずが表面に近づいてきている証拠です。

歯の一番表層であるエナメル質が歯肉下で透けて見えることがあり、特に食事の際や口を大きく開けたときに見て確認しやすくなります。

3. 硬いものを食べたり、歯ブラシが当たると痛い

親知らずが生えかけていると、周囲の歯茎が炎症を起こし、敏感になることがあります。

このため、硬いものを食べたときや、歯ブラシが当たったときに強い痛みを感じることがあります。

この症状が続く場合、親知らずの周囲に歯周病が進行している可能性もあるため、注意が必要です。

4. 歯茎を押さえつけられるような痛みがある

親知らずが斜めや水平に生えてくると、隣り合う歯や周囲の骨に力をかけ、強い痛みを引き起こすことがあります。

特に、歯茎が押さえつけられるような痛みや、重苦しい感じが続く場合は、親知らずが正しく萌出していない可能性があります。

5. 7番目の後ろの歯茎の腫れのような膨らみ

親知らずが生え始めると、最後方の歯茎がボコっと膨れ上がることがよくあります。

これは親知らずが周囲の組織を刺激し、炎症を引き起こしているためです。この腫れは食事中や会話中にも痛みを引き起こすことがあります。

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親知らずが生える前兆が出たときの対処法

親知らずが生える前兆を感じた場合、適切な対処をすることで痛みや不快感を軽減できます。以下に、親知らずが生える前兆が出たときの対処法を紹介します。

  • 親知らず周辺を冷やす
  • 痛み止めを飲む
  • 口の中を綺麗に保つ
  • 刺激の少ない食事をする
  • 痛みに効くツボを押す
  • 歯科医院に相談する

順番に解説します。

1. 親知らず周辺を冷やす

冷たいタオルやアイスを頬の外側から当てることで、一時的に炎症を抑え、痛みを軽減することができます。

ただし、冷やしすぎてしまうと逆効果になる場合があるため、10ー20分程度冷やしたらしばらく時間を置くようにしましょう。

2. 痛み止めを飲む

痛み止め薬(ロキソニンやボルタレンなど)を使用することで、一時的に痛みを和らげることができます。

ただし、痛みがあまりにも長引く場合や薬が効かない場合は、頑張って耐えずに早めに歯科医院を受診することが大切です。

3. 口の中を綺麗に保つ

基礎的ですが口の中を清潔に保つことは、親知らず周囲の炎症や感染を予防するために重要です。食後はうがいや歯磨きを行い、親知らずの周囲の歯肉に食べ物のカスなど汚れが残らないようにしておきましょう。

4. 刺激の少ない食事をする

親知らずの周囲が痛む場合は、硬いものや辛いもの、酸味の強い刺激のある食べ物を避け、柔らかい食事を摂るようにしましょう。

また、食事の際には痛みのある側をできるだけ避けて噛むことも、痛みを軽減するために有効です。

5. 痛みに効くツボを押す

痛みを感じた際、手の甲の「合谷」というツボを押すことで、一時的に痛みを和らげる効果が期待できます。私はあまり信じてないですがそう言われてます(笑)

このツボは、親指と人差し指の骨が交わる部分にあり、押すとやや痛みを感じる部位だそうです。

6. 歯科医院に相談する

親知らずの痛みや前兆を感じた場合は、まず早めに歯科医院を受診することが大切です。

歯科医師がレントゲンを撮影し、親知らずの状態を確認することで、適切に治療方針を立てることができます。

歯科ハミール本院(半田市 歯医者)では、親知らずの抜歯や抜歯しないための予防に力を入れており、患者さんそれぞれに沿った治療を提供しています。

関連記事:生えかけの親知らずが痛い原因5選|放置すると起こることも解説

親知らずが痛くなる理由4選

親知らずが痛くなる理由4選

親知らずが痛くなる原因は主に4つ考えられます。これらの原因を知っておくことで、親知らずのトラブルを未然に防ぐことができます。

  • 虫歯・歯周病
  • 感染症
  • 親知らずの萌出
  • 智歯性周囲炎

順番に解説します。

1. 虫歯・歯周病

親知らずは歯ブラシが届きにくい場所に生えることが多く汚れがそもそも溜まりやすいです。

つまり磨き残しが原因で虫歯や歯周病が進行しやすいんですね。痛みの原因の早期発見とクリーニングだったり虫歯除去の治療が必要です。

2. 感染症

親知らずが部分的に歯肉の中に埋まっている状態(部分萌出、半埋伏)は、細菌が溜まりやすく、感染症を引き起こすことがあります。

この場合、膿が溜まり痛みがひどくなるため、抗生物質や消炎剤を用いた治療が必要です。

3. 親知らずの萌出

親知らずが歯茎を突き破って生えよう(萌出)とする際、その圧力や周囲の組織への負担が痛みを引き起こすことが多いです。

特に斜めや水平に生えようとする親知らずは、周囲の歯に強く当たりますから痛みを伴うことが多いです。

4. 智歯性周囲炎

親知らずの周囲が炎症を起こし、痛みや腫れ、悪臭を伴うことがあります。これは智歯性周囲炎と呼ばれ、重症化すると顎の中の太い神経を通じて顎や顔全体に広がることもあるため、早急に対応が必要です。

関連記事:【半田市|歯科ハミール本院 赤崎絢院長 監修】親知らず抜歯後に腫れが残る日数

親知らずの治療が必要なケース

親知らずの治療が必要なケース

親知らずが生えること自体は必ずしも問題ではありませんが、以下のような症状がある場合は治療が必要です。

  • 痛みや腫れがある
  • 斜めに生えてきている
  • 歯並びに悪影響を与えている

順番に解説します。

1. 痛みや腫れがある

痛みや腫れが続く場合、親知らずの周囲に炎症や感染が起きている可能性があります。放置すると症状が悪化するため、早めの受診が必要です。

2. 斜めに生えてきている

親知らずが斜めや水平に生えている場合、隣接する歯に悪影響を与える可能性があるんですね。歯並びが崩れる原因にもなるため、抜歯を考えてください。

3. 歯並びに悪影響を与えている

親知らずが原因で他の歯が移動したり、歯並びが乱れることがあります。特に矯正治療中の方は、後戻りも考えて親知らずの抜歯を検討することが必要です。

親知らずの治療が必要ないケース

親知らずの治療が必要ないケース

親知らずが生えてきても、全てのケースで治療が必要なわけではありません。以下のような場合は、経過観察で問題ないこともあります。

  • 正常に生えてきている
  • 完全に骨の中に埋まっている
  • 矯正治療で正しい位置へ動かせる

順番に解説します。

1. 正常に生えてきている

親知らずが真っ直ぐ生えており、歯磨きもきちんと行える場合は、特に治療の必要はありません。ただし、定期的な検診を受けることをおすすめします。

2. 完全に骨の中に埋まっている

親知らずが完全に骨の中に埋まっていて、痛みや感染のリスクがない場合は、無理に抜歯する必要はありません。レントゲンで定期的に位置を確認することが重要です。

3. 矯正治療で正しい位置へ動かせる

親知らずが一部埋まっているものの、矯正治療で正しい位置に移動できる場合は、抜歯を行わずに治療を進めることが可能です。歯科医師と相談して最適な方法を選びましょう。

4. 抜歯したくない

親知らずをあらゆる医学的理由で抜歯を進めるのが歯医者ではありますが、患者さんの決断が大切です。どうしても抜歯されたくない方もいらっしゃいますし、お仕事のスケジュール的に時期をずらしたい方も当然おられます。歯科ハミール(半田市 歯科)では、一方的に抜歯を提案するのでなく、患者さんが経過観察でいきたい場合はできるだけ抜歯しないで見ていけるように炎症がおきないように予防処置を取らさせていただいております。

親知らず抜歯についてよくある質問(FAQ)

親知らずの治療が必要ないケース

親知らずの抜歯に関しては、多くの患者さんから以下のような質問を受けることがあります。それぞれにお答えします。

  • 親知らず抜歯は上と下どっちが痛いのか?
  • 歯が生えるのが遅い原因
  • 親知らずが生える平均年齢

順番に解説します。

1. 親知らず抜歯は上と下どっちが痛いのか?

一般的に、下の親知らずの抜歯は上の親知らずに比べて難易度が高く、抜歯術後の痛みや腫れも大きくなる傾向があります。これは下顎の骨が硬かったり太い神経と近いためで、場合によっては骨を削る必要があることも理由の一つです。

2. 歯が生えるのが遅い原因

親知らずが生える時期や速度は個人差があり、他の歯よりも遅く生えてくることがあります。これは骨、顎の成長や親知らずの位置が深いことが原因です。特に、顎の骨の成長が未発達な幼少期では、萌出が遅れることがよくあります。

3. 親知らずが生える平均年齢

親知らずが生える平均年齢は、大体18歳から25歳の間ですが、個人差が大きく、30歳を過ぎても生えない場合や、10代前半に生えてくる場合もあります。親知らずが生えてくる時期は、遺伝的要素や顎の成長に大きく影響されます。

まとめ【親知らずが生える前兆に気づきましょう】

親知らずは、日常生活に支障をきたす可能性がある一方で、適切な対処を行えば大きな問題にはなりません。

親知らずが生える前兆を感じたら、早めに歯科医師に相談し、自分に合った治療法を見つけることが重要です。

歯科ハミール本院(半田市 歯科)では、患者さん1人ひとりに合わせた最適な治療を提供していますので、親知らずに関する悩みや不安がある場合は、お気軽にご相談ください。

歯科ハミール本院は、開業から30年以上長年に渡り親知らずの抜歯をはじめ、地域の皆様に寄り添った医療を提供し続けています。

知多半島、半田市で親知らずに関するお悩みがあれば、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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