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歯科ハミール本院の記事詳細

2025/03/05

【保存版】親知らず抜歯の費用|抜歯費用を抑える方法や抜歯後の注意点も解説

親知らずの抜歯は、患者さんの負担がありますから施術前に費用や治療後のケアをしっかり把握することが大切です。

この記事では、親知らずの抜歯費用の詳細や、抜歯後に気を付けるべき点、費用を抑える方法について解説します。

歯科ハミール本院では、長年の経験と高度な技術を持つ赤崎絢院長が、患者様に寄り添った治療を行っています。

また、抜歯にかかる費用や時間についても透明性を重視し、事前のカウンセリングで明確に説明しています。

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目次

親知らず抜歯の費用

親知らずの抜歯費用は、歯の状態や抜歯の難易度によって異なります。歯科ハミール本院では、30年前の開業時からシンプルな抜歯から大学病院に紹介状を通常送るような難抜歯まで幅広く対応しており、費用も明確にご説明します。

  • 普通抜歯
  • 難抜歯
  • 骨性完全埋伏歯・水平埋伏歯
  • 即日抜歯

順番に解説します。

普通抜歯

通常の親知らずの抜歯費用は約3,000円〜です。

これは、親知らずが完全に露出していて、比較的簡単に抜歯ができる場合です。

初診時にレントゲンや歯茎の検査をして抜歯をしていきますのでこれくらいの費用になっていきます。

難抜歯

親知らずが半分埋まっている場合や、歯が根深く埋まっている場合には約7,000円程度かかります。CTスキャン(保険で約3600円)を使用して神経との距離を測るなど詳細な診断を行い、安全に抜歯を進めるため、少しだけ普通抜歯より高額になります。

骨性完全埋伏歯・水平埋伏歯

完全に骨の中に埋まっている親知らずや、水平に生えているケースでは、骨を削る手術が必要です。

この場合、難抜歯加算と言って保険点数が高くなったり、テルプラグという骨の陥没を防いだりする薬(1万円)を入れたりする可能性もありますから、費用は16,000円程度かかることもあります。

また、周囲の組織や神経に影響が出るリスクがある場合には、抜歯時にはかかりませんが後日さらなる処置が必要となることがあります。

即日抜歯

診察の当日に親知らずを即日で抜歯できるケースもあります。比較的簡単な抜歯であれば約3,000円で行えます。

関連記事:親知らずを抜かない人の割合|抜かないメリット・デメリットも解説

親知らずを4本同時に抜歯する費用

親知らずを4本同時に抜歯する費用

一度に複数の親知らずを抜歯する場合、単純に費用は倍になりますので1本の抜歯に比べて割高になることがありますが、歯科ハミール本院では保険適用や自由診療など、患者様の状況に合わせて最適な提案を行います。

  • 保険診療の場合
  • 自由診療の場合

順番に解説します。

保険診療の場合

保険適用の場合、4本同時に抜歯すると12,000円〜28,000円程度の費用がかかります。

抜歯の難易度によって費用が異なります。基本的に本数で値段が上がっていくでしょう。

自由診療の場合

自由診療では、1本あたりの費用が30,000円〜かかることが一般的です。

特に難抜歯や追加の治療が必要な場合は費用が高くなる傾向にあります。

また、笑気麻酔や鎮静麻酔などを施すと費用が高くなりますので、事前に確認をしておきましょう。

関連記事:生えかけの親知らずが痛い原因5選|放置すると起こることも解説

親知らず抜歯以外にかかる費用

親知らず抜歯以外にかかる費用

親知らずの抜歯に加えて、以下のような追加費用が発生する場合があります。

  • 投薬代
  • 紹介状の提供費用
  • 薬代

順番に解説します。

投薬代

術後の痛みや感染症を予防するために、抗生物質や鎮痛剤が処方されます。これらの薬代は数百円〜1,000円程度です。

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紹介状の提供費用

大学病院などに紹介状が必要な場合、紹介状の費用(約5,000円程度)が発生することがありますが、歯科ハミール本院では難抜歯にも対応しているため、紹介状はほとんど不要です。

薬代

術後の回復を助けるための薬代が発生します。

通常、抗生物質や鎮痛剤が処方され、その費用は500円〜1,000円程度です。

また、歯茎や抜歯後の穴を清潔に保つためにネオステグリーンといったうがい薬を300円ほどで出させてもらうこともございます。

親知らず抜歯の治療費に幅がある理由

親知らず抜歯の治療費に幅がある理由

親知らずの抜歯費用が症例ごとに異なる理由は、抜歯の難易度や患者の口腔状態によります。

骨に埋まっている親知らずや、神経に近い場合はリスクが高く、CTスキャンや追加の処置が必要となるため、費用が増加します。

また、周囲の歯や歯茎の炎症がある場合は、その原因となる汚れを取るためにクリーニングや事前の治療も必要です。

関連記事:親知らず周辺の歯茎が腫れる「智歯周囲炎」とは?予防法も紹介

親知らずの抜歯費用を抑える方法

親知らずの抜歯費用を抑える方法

親知らずの抜歯費用を抑えたい場合、以下の制度を利用することができます。

  • 医療費控除を利用する
  • 高額療養費制度

順番に解説します。

医療費控除を利用する

年間の医療費が10万円を超えた場合、確定申告で医療費控除を受けることができます。

親知らずの抜歯費用や関連する医療費を申告することで、税金の負担を軽減することが可能です。

高額療養費制度

医療費が一定額を超える場合、高額療養費制度を利用することで自己負担額を軽減できます。

複数の親知らずを同時に抜歯する場合や、難抜歯で費用がかかる場合にはこの制度の利用が可能です。

親知らずを抜いた方がいいケース

親知らずを抜いた方がいいケース

親知らずを抜くべきか迷った場合、以下の症状がある場合は抜歯が推奨されます。

  • 痛み・腫れがある
  • 歯並びに影響を与えている
  • 腫瘍や嚢胞の原因になっている
  • 顔や頸部が腫れ、口を開けられない場合

順番に解説します。

痛み・腫れがある

親知らずが周囲の歯や歯茎に炎症を引き起こし、痛みや腫れがある場合、麻酔が効く状態にしてから早急に抜歯することを提案されることが多いでしょう。

歯並びに影響を与えている

親知らずが横向きに生えていたりすると隣の歯を押し出し、歯並びに影響を与えることがあります。

この場合、歯並びが悪化する前に抜歯することが重要です。矯正前に便宜的に抜歯することも多いですね。

腫瘍や嚢胞の原因になっている

親知らずが骨の中の膿(嚢胞や腫瘍)の原因となっている場合、早めに抜歯を行うことが推奨されます。

顔や頸部が腫れ、口を開けられない場合

親知らずの炎症が進行すると、顔や頸部が腫れ、口を開けることが困難になる場合があります。この場合も早めの抜歯が必要です。

親知らずを抜かなくていいケース

親知らずを抜かなくていいケース

すべての親知らずを必ずしも抜く必要はありません。以下のケースでは、抜歯を避けることができます。

  • 上下の歯が噛み合っている
  • 親知らずが上に向かって生えている
  • 「むし歯・歯周病の症状がない

順番に解説します。

上下の歯が噛み合っている

親知らずが正常に上下で噛み合っており、痛みや炎症がない場合は抜歯の必要はありません。生え方が良い場合ですね。

親知らずが上に向かって生えている

親知らずが正しい方向に生えている場合も、特に問題がなければ抜歯を避けることが可能です。

むし歯・歯周病の症状がない

親知らずがむし歯になっていない、または歯周病のリスクがない場合は、抜歯をする必要はありません。

但し、一時的に良くてもダメですので長期的にならないように歯科ハミール本院では、歯科衛生士による歯ブラシ指導やフロス指導なども徹底して行わさせてもらいます。

親知らずを放置すると起こること

親知らずを放置すると起こること

親知らずを放置しておくと、以下のようなリスクがあります。

  • 周りの歯に悪い影響を与える
  • 急に痛み出す可能性がある
  • 虫歯・歯周病リスクが高まる

順番に解説します。

周りの歯に悪い影響を与える

親知らずが隣の歯に圧力をかけ、歯並びが悪化することがあります。

急に痛み出す可能性がある

親知らずが急に痛みを引き起こす場合があり、特に夜間や休日に痛みが激しくなることがあります。

虫歯・歯周病リスクが高まる

親知らずがむし歯や歯周病のリスクを高めるため、早期に対処することが大切です。

親知らず抜歯で可能性のある合併症

親知らず抜歯で可能性のある合併症

親知らずの抜歯には、以下の合併症のリスクが伴います。

  • 出血
  • 腫脹
  • 疼痛
  • 皮下出血斑
  • オトガイ神経麻痺・舌神経麻痺
  • 歯根破折・歯槽骨骨折の可能性

順番に解説します。

出血

抜歯後の出血が数時間続くことがあります。出血とまではいかなくても血が滲み出るくらいはありますので合併症とまではいきませんが、覚えておきましょう

腫脹

術後に顔や歯茎が腫れることがありますが、通常2〜3日で治まります。長い方ですと1−2週間です。

疼痛

生えているものを力をかけて抜くことになりますので抜歯後に痛みが生じることは当然多く、鎮痛剤の服用をして頂きたいです。

皮下出血斑

術後に顔に青あざのようなものができることがありますが、これは数日で消えます。

オトガイ神経麻痺・舌神経麻痺

親知らずが下顎の神経と繋がっている場合、感覚麻痺が一時的に生じることがあります。

親知らず抜歯後の注意点

親知らず抜歯後の注意点

術後は以下の注意点を守ってください。

  • 激しいうがいをしない
  • 麻酔が切れるまで食事しない
  • 喫煙・飲酒・長風呂・激しい運動を避ける
  • 処方された薬をしっかり服用する
  • 抜歯箇所を舌や指で触らない

順番に解説します。

激しいうがいをしない

おおよそ24時間以内に強いぶくぶくうがいを行うと出血が悪化する可能性があるため、控えてください。

麻酔が切れるまで食事しない

麻酔が効いている間に誤って口の中を噛んだりしないよう、麻酔が切れるまで食事を控えることが重要です。

喫煙・飲酒・長風呂・激しい運動を避ける

術後の炎症や治癒の遅れを防ぐため、喫煙や飲酒、長時間の入浴や激しい運動は避けましょう。

処方された薬をしっかり服用する

抗生物質や痛み止めを正しく服用し、感染や痛みを防ぎます。

抜歯箇所を舌や指で触らない

抜歯した場所を舌や指で触らないようにし、感染や出血を防ぎましょう。

親知らずの抜歯に関するよくある質問(FAQ)

親知らずの抜歯に関するよくある質問(FAQ)

親知らずの抜歯に関するよくある質問は以下のとおりです。

  • 抜歯にかかる時間はどのくらいですか?
  • 抜歯後の食事はどうすればいいですか?
  • 抜歯後の腫れや痛みはどのくらい続きますか?
  • 親知らず抜歯で入院が必要な場合もありますか?

順番に解説します。

抜歯にかかる時間はどのくらいですか?

親知らずの抜歯には、15〜60分程度かかることが一般的です。難易度によって時間は異なります。

抜歯後の食事はどうすればいいですか?

抜歯後の数日はできるだけ柔らかい食事を心がけてください。刺激のある硬いものや辛いものは避け、冷たい食事がおすすめです。

抜歯後の腫れや痛みはどのくらい続きますか?

術後の腫れや痛みは2〜3日で軽減することが一般的です。痛み止めを服用することで対処可能です。

親知らず抜歯で入院が必要な場合もありますか?

通常の親知らずの抜歯では入院の必要はありませんが、特に複雑な症例や全身麻酔が必要な場合(患者さん自身がご希望する場合が多い)は入院することもあります。

まとめ【親知らず抜歯にかかる費用を把握しましょう】

親知らずの抜歯は、ケースによって費用や治療法が異なります。歯科ハミール本院では、患者様に最適な治療を提供し、治療前に詳細な費用説明を行っています。親知らずの抜歯や費用に関する疑問がある方は、ぜひご相談ください。

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