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2025/03/04

セラミッククラウンVS金属クラウンの比較と選択ガイド!

かぶせ物ってどっちが良いの!?歯医者が教える、クラウンの比較と選択ガイド。

クラウンとは?

詰め物では修復できないぐらい歯が損傷してしまった際などに、人工の歯をかぶせることで歯を修復するかぶせ物のことをクラウンと呼びます。

クラウンの種類にはいくつかあり、その中でもセラミッククラウンと金属クラウンは一般的な選択肢です。それぞれの比較からどう選ぶべきかについてご紹介します。

セラミッククラウンと金属クラウンの特性

セラミッククラウン

セラミッククラウンは、その色合いや外観が自然な歯に近く、より見た目の美しさを重視される方によく選ばれる治療方法です。セラミックは歯茎に対して優しい素材であり、歯茎の変色を引き起こすことはなく、金属アレルギーを起こす可能性もないため、アレルギーに敏感な人にも適しています。

金属クラウン

金属クラウンは通常、金やその他の貴金属(パラジウム、銀、ニッケルなど)の合金から作られます。金属クラウンは非常に頑丈で耐久性があり、長期的な使用に耐えることが可能です。そのため、噛み合わせの強い後部の歯には金属クラウンがしばしば推奨されます。

両者の比較

①見た目: セラミッククラウンは自然な歯とほぼ同じ外観を持つため、見た目の美しさを最優先する場合にはこの選択肢が最適です。一方、金属クラウンは銀色または金色であるため、大きく口を開けた時や笑顔の際にその金属が目立ってしまう恐れがあります。

②耐久性:金属クラウンはセラミッククラウンよりも耐久性が高く、特に咬合力の強い箇所での使用に適しています。セラミッククラウンは金属クラウンほど頑丈ではないため、咬合力の強い箇所では欠けたり割れたりする可能性があります。

③快適さと安全性: セラミッククラウンは金属に対するアレルギーのリスクがなく、金属のように黒ずんでしまい歯ぐきを変色させるような事がないため、この観点では優れています。また、セラミックは金属よりも口の中で自然な感じがすると感じる人もいます。

選択ガイド

①見た目を重視する場合、または金属アレルギーがある場合は、セラミッククラウンがおすすめです。

②一方、歯が非常に強い咬合力を持つ場所にクラウンが必要である場合、または頑丈さと長寿命を重視する場合は、金属クラウンが適しています。

まとめ

今回価格という観点ではなく、それぞれの特性から選び方についてご紹介しました。もちろん最終的な選択は患者様自身のニーズや健康状態、予算などに合わせて、歯科医師の推奨の基で最適な選択をすることが重要になります。かぶせ物になってしまうことの無いよう、定期的に歯医者へ通い予防することが最重要ですので、是非これを機に一度受診されてみてはいかがでしょうか?


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