HANDA COLUMN

歯科ハミール本院の記事詳細

2025/03/05

親知らず抜歯後にやってはいけないこと7選|抜歯後におすすめの食事も紹介

  • 「親知らず抜歯後にやってはいけないことはなんだろう……」
  • 「親知らずの抜歯は死ぬほど痛いのかな?」
  • 「親知らず抜歯後におすすめの食事が知りたい!」

などとお考えではありませんか?

抜歯後は適切なアフターケアを行うことで、スムーズに回復していくことができます。

特に抜歯後には、やってはいけないことを理解し、注意を払うことが大切です。この記事では、親知らず抜歯後に避けるべき行動や、おすすめの食事について詳しく説明します。

この記事を参考に、安心して抜歯後のケアを行いましょう。

半田市の歯医者|歯科ハミール本院 ≫

監修者情報
バナー

目次

親知らず抜歯後にやってはいけないこと7選

親知らずの抜歯後、適切なケアを行うことが非常に重要です。以下に、抜歯後に避けるべき行動を7つ挙げましたので、参考にしてください。

  1. 激しいうがい
  2. 運動・入浴・飲酒・喫煙
  3. 麻酔が切れる前に食事を摂る
  4. 患部を舌や指で触る
  5. 薬を飲み切らない
  6. 親知らずの抜歯後の消毒・抜糸に行かない
  7. 冷やし続ける

順番に解説します。

1. 激しいうがい

抜歯直後に強いぶくぶくうがい(喉のガラガラうがいではないですよ!)をすると、血餅(血のかたまり)が流れてしまい、出血が止まらなくなることがあります。

血餅は傷口を保護し、治癒を助ける役割を果たすため、手術当日は軽く口をすすぐ程度にとどめましょう。

2. 運動・入浴・飲酒・喫煙

激しい運動や長時間の入浴は、血行が良くなります!血流が促進され出血しやすくなるため避けてください。

また、飲酒や喫煙も同様に血行を促進し、傷口の治癒を妨げるため、少なくとも抜歯後3日〜1週間は控えることが望ましいです。

親知らず抜歯後に気をつけること【半田市|歯科ハミール本院 赤崎絢院長 監修】

3. 麻酔が切れる前に食事を摂る

麻酔が効いている間に食事をすると、感覚がないので舌や頬の内側を噛んでしまう可能性があります。

また、感覚が鈍いため熱いものを飲み込んでしまい、やけどをするリスクもあります。麻酔が完全に切れてからゆっくり食事を始めましょう。

4. 患部を舌や指で触る

抜歯した箇所を直接舌や指で触ると、感染の原因になったり、血餅が剥がれてしまうことがあります。患部はできるだけ触れないようにし、口内を清潔に保ちましょう。

5. 薬を飲み切らない

抜歯後に処方された痛み止めや抗生物質といった薬は、歯科医師の指示通りに最後まで飲み切ることが大切です。

途中で勝手に中断すると、痛みや炎症が再発し易くなることがあります。特に抗生物質は、細菌感染を防ぐため指示通りの服用を心掛けましょう。

6. 親知らずの抜歯後の消毒・抜糸に行かない

消毒や抜糸のための通院は、抜歯後の経過を確認し、念の為感染を防ぐために非常に重要です。

面倒だと思っても、必ず指示された通りに来院してください。

特に消毒や抜糸が遅れると、傷口が治りにくくなる可能性があります。時間はあまりかかりませんので、頑張っていらしてくださいね。

7. 冷やし続ける

抜歯後の腫れを抑えるため、初日は冷やすことが大切ですが、冷やし過ぎると血行が悪くなり、治癒が遅れることがあります。

1日目は冷やし、その後は温めることで、回復を促進させましょう。

関連記事:親知らず抜歯後の痛みのピークは2〜3日目|抜歯後の痛みを抑える方法も解説

親知らずの抜歯は死ぬほど痛いのか?

親知らずの抜歯は死ぬほど痛いのか?

親知らずの抜歯が「死ぬほど痛い」と思っている方も多いですが、実際はほとんどのケースでしっかりと麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんど感じません。

どちらからというと恐怖心であったり、大きく口を開けることによる顎の痛みの方があるかもしれませんね。

術後の痛みについては、適切なケアと処方された鎮痛薬の使用で軽減することができます。痛みが不安な場合は、事前に歯科医師に相談し、安心して治療に臨めるよう準備しましょう。

バナー

親知らず抜歯後にこの症状が出たらすぐに歯医者へ

親知らずの抜歯後、以下のような症状が現れた場合は、すぐに近隣の歯医者さんで相談してください。

  1. 血が止まらない
  2. 感覚が麻痺している
  3. 鼻から出血
  4. 抜歯後、3日ほどたっても痛みが増していく

順番に解説します。

1. 血が止まらない

抜歯後に出血が長時間続く場合は、血餅が取れてしまっている可能性があります。

ガーゼを噛んでも血が止まらない場合は、ティッシュを丸めて噛んで止血したり、早急に歯医者に連絡しましょう。

2. 感覚が麻痺している

抜歯後、舌や唇、顎の感覚が長時間麻痺している場合、神経にダメージが及んでいる可能性があります。

通常は数週間で回復しますが、全く改善しない場合は受診が必要です。

3. 鼻から出血

上顎の親知らずを抜歯した後、鼻から出血することがあります。

これは鼻腔(鼻の横の空洞)との交通ができてしまった可能性があるため、すぐに歯科医院を受診してください。

4. 抜歯後、3日ほどたっても痛みが増していく

通常、抜歯後の痛みは数日で軽減するはずです。もし、逆に痛みが増している場合は、感染症やドライソケットの可能性がありますので、早めに受診しましょう。

バナー

親知らず抜歯後のNG行動

親知らずの抜歯後には、以下の行動も避けることが大切です。

  • 激しいうがい
  • 抜歯した箇所に歯ブラシを強く当てる
  • 患部に舌や指で触る

順番に解説します。

1. 激しいうがい

前述の通り、激しいぶくぶくうがいは血餅を流してしまい、治癒を遅らせる原因になります。軽く口をすすぐ程度にとどめてください。

2. 抜歯した箇所に歯ブラシを強く当てる

抜歯した部位に歯ブラシを強く当てると、傷口を刺激し、出血や感染の原因になります。柔らかい歯ブラシを使い、抜歯した部位は当てすぎず他の歯をやさしく磨きましょう。

3. 患部に舌や指で触る

傷口を触ることで、感染や血餅の剥がれを引き起こす可能性があるため、極力触れないように心掛けましょう。

親知らず抜歯後の流れ

親知らず抜歯後の流れ

親知らずを抜歯した後、傷口は以下のような流れで治癒していきます。

  1. 歯茎の再生が始まる
  2. 血餅が肉芽組織(にくげそしき)へと変化する
  3. 肉芽組織が骨へと置き換わり始める
  4. 抜歯した穴がしっかりと塞がる

順番に解説します。

1. 歯茎の再生が始まる

抜歯直後、歯茎の再生プロセスが始まります。

この段階で最も重要なのは、傷口を清潔に保ち、感染のリスクを最小限に抑えることです。患部は非常に敏感になっているため、硬い食べ物や直接的な刺激は避け、冷たい食べ物やソフトな食べ物を摂ることをお勧めします。

2. 血餅が肉芽組織(にくげそしき)へと変化する

抜歯後数日で、血餅は肉芽組織に変わります。肉芽組織は新しい組織の成長を促進し、傷口の自然な治癒を助ける重要な役割を担っています。

この段階では、十分な水分を摂取し、ビタミンCが豊富な食品を取り入れることが肉芽組織の健康をサポートします。

3. 肉芽組織が骨へと置き換わり始める

肉芽組織から新しい骨への置換が進むにつれて、抜歯した穴は徐々に埋まり始めます。この過程には数週間から数ヶ月かかることがあります。

この期間中は、重い運動や喫煙、ストローを使った飲食は避けることが推奨されます。

4. 抜歯した穴がしっかりと塞がる

最終的に、抜歯した穴は完全に閉じ、新しい骨と歯肉によって覆われます。

完全に治癒するまでには通常3ヶ月程度を要しますが、個人差があります。定期的な歯科診察を受け、患部の状態をチェックすることが重要です。

関連記事:親知らず抜歯後の口臭を改善する方法5選|抜歯後の注意点も紹介

親知らず抜歯後におすすめの食事

親知らず抜歯後におすすめの食事

抜歯後は、柔らかく栄養のある食事を心掛けることが大切です。以下に、抜歯後におすすめの食事を紹介します。

  • うどん
  • おじや・おかゆ
  • 栄養ゼリー
  • 親子丼
  • お茶漬け
  • ヨーグルト
  • シチュー

順番に解説します。

1. うどん

柔らかく、消化に良いうどんは抜歯後の食事に最適です。冷やしうどんや温かいうどんなど、温度も工夫して摂取しましょう。

2. おじや・おかゆ

風邪の時と同じく温かく消化の良いおじややおかゆも、術後の食事としておすすめです。具材は小さく切り、噛む必要のないようにしましょう。

3. 栄養ゼリー

手軽に栄養を摂取できる栄養ゼリーは、術後の食事に便利です。冷やして食べることで、腫れた箇所を冷やす効果も期待できます。

4. 親子丼

柔らかく煮た鶏肉と卵が入った親子丼は、術後の食事として理想的です。硬い食材を避け、優しい味付けにすると良いでしょう。

5. お茶漬け

お茶漬けも、柔らかく消化に良いため、術後の食事に向いています。お茶は熱すぎないように気をつけてください。

6. ヨーグルト

ヨーグルトは、冷たくて栄養価も高く、術後のデザートとしておすすめです。砂糖の少ないものや無糖のヨーグルトを選ぶとさらに良いです。

7. シチュー

具材を小さく切り、柔らかく煮込んだシチューは、栄養バランスも良く、術後の食事として適しています。温かくて優しい味わいが、術後の体に優しいです。

半田市で親知らずを抜くなら歯科ハミール本院がおすすめの理由

半田市で親知らずを抜くなら歯科ハミール本院がおすすめの理由

歯科ハミール本院をおすすめする理由は院長の立場でたくさんありますが、主には以下のとおりです。

  • 豊富な経験と高い技術力
  • 最新の設備と安心の治療環境
  • ホスピタリティーに優れたアプローチ
  • アクセスの良さと便利な施設
  • 徹底したアフターケア

順番に解説します。

豊富な経験と高い技術力

歯科ハミール本院は、30年以上の歴史を持つクリニックで、元院長の赤崎知彦先生が障害者歯科や訪問診療だけでなく、難抜歯も専門家として、数多くの親知らず抜歯に対応してきました。

現在の院長である赤崎絢先生、赤崎雄飛先生、そして阿部先生も、知彦先生の高い技術と豊富な経験を受け継ぎ、難しい症例でも安心して治療を受けることができます。

半田市の歯医者|歯科ハミール本院の医師紹介はこちら

最新の設備と安心の治療環境

歯科ハミール本院は、CTスキャンやiTeroスキャンなどの最新機器を完備しており、精密な診断と治療を行っています。

これらがあるとないでは治療前の診断力に大きな差が出ます。

精密な診断と最適な治療計画を立てられるのが大きな強みです。

たとえば、抜歯による麻痺の可能性を減らせられるため、患者さんからすると安心して治療を受けられます。

半田市の歯医者|歯科ハミール本院の院内設備の紹介はこちら

ホスピタリティーに優れたアプローチ

歯科ハミール本院では、治療前の丁寧な説明と同意書の提供を行い、患者さんの安心感を大切にしています。

どれだけ良い治療をしても、患者さんにホスピタリティーを提供できなければ安心してもらえません。

受け入れてもらえなければ医院の一歩的なアプローチになってしまいますので、ハミールはホスピタリティー提供を最も大切にしております。なんでも聞いてみてくださいね。

たとえば、麻酔についても、表面麻酔として塗り薬を使用し、さらに電動麻酔器でゆっくりと麻酔薬を注入することで、痛みを最小限に抑えています。

患者さんに対しては、常に優しい声かけや配慮を忘れません。

アクセスの良さと便利な施設

本院は名鉄住吉町駅から徒歩1分の位置にあり、通院も非常に便利です。

駐車場も完備しているため、車でのアクセスも問題ありません。

さらに、保育ルームも完備しており、子供連れのママさんも安心して治療を受けることができます。

半田市の歯医者|歯科ハミール本院のアクセス・診療時間についてはこちら

徹底したアフターケア

親知らずの抜歯後も、歯科ハミール本院では徹底したアフターケアを行っています。

炎症を抑えるためのテルプラグの使用など、患者さんが快適に回復できるようにサポートしています。

テルプラグは、抜歯後の炎症を抑えるために使用され、傷口を保護する役割も果たします。

スポンゼルという止血剤も使ったりします(※在庫状況によります)

まとめ【親知らず抜歯後にやってはいけないことを把握しておきましょう】

親知らずの抜歯後は、適切なケアを行うことで、スムーズな回復が期待できます。

やってはいけないことをしっかりと守り、適切な食事を摂ることで、術後の不安を軽減しましょう。何か異常を感じた場合は、すぐに歯医者さんで相談することが精神的にも大切です。

歯科ハミール本院(半田市 歯医者)では、患者さんそれぞれに合わせた丁寧な治療とホスピタリティー、アフターケアを提供しています。

親知らずの抜歯に関するご質問や不安があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

バナー


お問い合わせ先
歯科ハミール本院(半田市 歯医者、半田市 歯科、半田市 歯科医院)
住所: 愛知県半田市宮路町118 シャトー宮路1F&2F
電話番号: 0569-24-6480
Webサイト:https://hamille-dental.com/hamille
診療案内【平日】午前
 9:00〜13:00/午後 14:30〜18:30
【土曜】午前 9:00〜13:00/午後 14:00〜18:00
【休診日】日曜・祝日
※最終受付時間は1時間前までとなります。
※急患の場合は応相談、お電話下さい。

\24時間受付中/

Web予約はこちらから