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2026/01/31

歯の被せ物はどれがいい?前歯と奥歯の選び方を徹底比較

歯の被せ物を検討する際、やはり気になるのは前歯と奥歯でおすすめが違うのかどうかという点ですよね。保険適用の範囲や費用の目安も、事前に知っておきたいところです。

結論から申し上げますと、歯の被せ物は場所(前歯・奥歯)と優先順位(見た目・丈夫さ・費用)で選ぶのが基本です。

歯の被せ物で迷ったときの目安

  • 前歯は「見た目」を重視する
  • 奥歯は「丈夫さ」を重視する
  • 費用は「保険か自費か」で変わる

ただし、この目安だけで決めてしまうのは注意が必要です。なぜなら、歯の状態や噛み合わせによって、合う被せ物が変わることもあるためです。

本記事では、歯の被せ物をどれにするか迷ったときの考え方を解説します。前歯・奥歯の違いや保険適用、費用の目安を比べながら、後悔しない選び方をわかりやすくお伝えします。

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歯の被せ物はどれがいい?まず知っておきたい考え方

歯の被せ物を選ぶ前に知っておきたい考え方をイメージした被せ物の写真

治療する場所が前歯か奥歯かで求められる役割が違い、見た目や丈夫さ、費用の優先順位も人それぞれです。そのため、歯の被せ物は「これが正解」と一つに決められるものではありません。

何となく選ぶのではなく、判断の軸を先に決めることが大切です。

ここでは、迷ったときに整理しやすい考え方を解説します。

「どれがいいか」は前歯か奥歯かで変わる

歯の被せ物は、前歯と奥歯で向いている選び方が変わります。前歯は笑ったときに見えやすく、自然な白さや周りの歯となじむ見た目が重視されやすい傾向です。

一方、奥歯は噛む力がかかりやすいため、割れにくさや欠けにくさが大切になります。つまり、同じ白い被せ物でも、場所によって合うものが違う場合があります。

まずは治療する歯が前歯か奥歯かを確認することが、選び方の第一歩です。そのうえで、何を優先したいかを整理すると、迷いにくくなります。

迷ったときは「見た目・丈夫さ・費用」で整理する

被せ物を決めるときに迷いやすいのは、種類が多く、説明を聞いても違いがつかみにくいためです。迷ったときは、見た目・丈夫さ・費用の3つに分けて整理すると判断しやすくなります。

前歯は見た目の自然さを優先したい方が多く、奥歯は丈夫さを重視したい方が多いでしょう。また、費用は保険か自費かで目安が変わるため、先に予算感を持っておくと安心です。

ゆずれないポイントを1つ決めることで、選択肢を絞り込みやすくなります。

関連記事:かぶせた歯が噛むと痛い!いつまで続くの?痛いときの対処法も紹介

歯の被せ物の種類と特徴を比較

歯の被せ物の種類ごとの特徴を比較するイメージ画像

歯の被せ物にはいくつか種類があり、それぞれ得意な点が異なります。見た目を重視しやすいものもあれば、噛む力に強いもの、費用を抑えやすいものもあります。

そのため「どれがいいか」は安易には決められません。前歯か奥歯か、何を優先したいかで選び方が変わります。

後悔しないためには、素材ごとの特徴を知っておくことが大切です。

ここでは代表的な被せ物として、金属(銀歯)・セラミック・ジルコニアを比較します。

金属(銀歯)の特徴(丈夫さ・見た目)

金属(銀歯)は、噛む力がかかる奥歯でも使われることが多い被せ物です。丈夫さを重視したいときに選ばれやすく、硬いものを食べる機会が多い方にとって安心材料になります。

一方で銀色のため、口を開けたときに目立つことがあります。前歯のように見えやすい場所では、見た目の面で抵抗を感じる方も少なくありません。

丈夫さと見た目のどちらを優先するかを整理すると、選びやすくなります。

セラミックの特徴(自然な白さ・注意点)

銀歯の見た目が気になる場合は、白い素材のセラミックも選択肢になります。セラミックの被せ物は白さや透明感が出やすく、自然な見た目を重視したい方に選ばれる素材です。

特に前歯など人から見られやすい場所では、「治療した歯に見えにくい」という点が大きなメリットになります。

ただし、噛む力が強くかかる場所では欠けたり割れたりするリスクがゼロではありません。

奥歯に入れる場合は、食いしばりの有無や生活習慣も踏まえて検討する必要があります。

ジルコニアの特徴(強さと見た目のバランス)

ジルコニアは、強さと見た目のバランスを取りたいときに候補になる被せ物です。丈夫さが期待できるため、噛む力がかかる奥歯でも検討されることがあります。

また白い素材のため、銀歯のように目立ちやすい点が気になる方にも向いています。

見た目も大事にしながら割れにくさも重視したい方にとって選びやすい選択肢です。

関連記事:セラミッククラウンVS金属クラウンの比較と選択ガイド!

前歯の被せ物はどれがいい?見た目で選ぶポイント

前歯の被せ物を見た目で選ぶポイントを解説するイメージ画像

前歯の被せ物は、見た目の印象に大きく影響します。笑ったときや会話中に見えやすいため、白さだけでなく、周りの歯となじむ自然さも大切です。

どれがいいか迷ったときは、自分の前歯に求める仕上がりを整理することがポイントです。

前歯は「自然に見えるか」が大事

前歯は人から見られやすい場所のため、被せ物を選ぶときは白いかどうかだけでなく、自然に見えるかどうかが重要です。

白さが合っていても、色のなじみ方が不自然だと治療した部分だけ浮いて見えることがあります。さらに前歯は光が当たりやすく、写真や照明の下では見え方の差も出やすいものです。

仕上がりの印象を重視するなら、自然な色合いを意識して選ぶ必要があります。

前歯は見た目の満足度が後悔の少なさにつながりやすいため、気になる点は遠慮せず確認しておきましょう。

白い被せ物でも仕上がりに差が出る理由

白い被せ物と聞くと、どれも同じように見えると感じる方もいるかもしれません。

しかし実際には、素材によって見え方に差が出ることがあります。というのも、白さの質感や光の通り方が違うと、同じ色でも自然さが変わって見えるからです。

さらに、周りの歯の色は人によって微妙に異なり、真っ白が合うとは限りません。

前歯はとくに目につきやすいため、色や仕上がりのイメージを慎重にすり合わせることが大切です。

奥歯の被せ物はどれがいい?噛む力に合う選び方

奥歯の被せ物を噛む力に合わせて選ぶポイントのイメージ画像

奥歯の被せ物を選ぶときは、見た目よりも噛む力に耐えられるかが重要です。

奥歯は食事のたびに強い力がかかりやすく、硬いものを噛んだときに負担が集中することもあります。

前歯と同じ感覚で選ぶと、欠けやすさや割れやすさが気になるケースも出てきます。ここでは、奥歯の被せ物を選ぶ際の考え方を整理しましょう。

奥歯は「割れにくさ・欠けにくさ」が重要

奥歯は食べ物をすりつぶす役割があり、日常的に強い力がかかります。そのため、被せ物を選ぶときは割れにくさや欠けにくさを重視することが大切です。

見た目が白い被せ物でも、噛む力が強い方や硬いものをよく食べる方は、負担が大きくなる傾向があります。

特に奥歯は、欠けや割れが起きると食事がしにくくなり、再治療が必要になることもあるでしょう。

奥歯は長く使えるかどうかが満足度に直結しやすいと考え、強さの目安を確認しながら選ぶと安心です。

強さ重視ならジルコニアや金属も選択肢になる

奥歯の被せ物で強さを優先したい場合は、ジルコニアや金属(銀歯)も選択肢になります。

ジルコニアは白い素材でありながら強さが期待でき、見た目と丈夫さのバランスを取りたい方に向いています。

一方、金属(銀歯)は強さを重視したい場合に検討されやすい反面、見た目が気になることもあるでしょう。

奥歯は、白さよりも壊れにくさを優先したほうが後悔しにくい場面もあります。何を優先するかを決めて候補を絞ることが大切です。

被せ物は保険適用できる?できない?費用の目安

被せ物の保険適用と自由診療の違いを比較するイメージ画像

被せ物を選ぶうえで、費用は大きな判断材料になります。

歯科の被せ物は、保険が使えるものと使えないものがあり、選べる種類や費用の目安が変わります。そのため「どれがいいか」を考える前に、まず保険と自費の違いを整理しておくと安心です。

保険と自費で何が変わるのかを押さえておくと、判断もしやすくなるでしょう。

保険の被せ物の費用の目安

保険の被せ物は、費用を抑えながら治療を進めたい方にとって現実的な選択肢です。

保険診療の範囲内で行うため、自己負担は数千円〜数万円程度に収まることが多いとされています。ただし、どの被せ物が保険適用になるかは、歯の場所や状態によって変わる場合があります。

さらに、保険の白い被せ物は素材や方法に制限があるため、見た目や丈夫さに差が出ることもあります。

まずは保険でどこまでできるかを確認することが、費用で後悔しない第一歩です。

自費の被せ物の費用の目安

自費の被せ物は、保険の制限にとらわれず素材を選べるため、見た目や仕上がりにこだわりたい方に選ばれる傾向があります。

たとえばセラミックやジルコニアなどは自費治療になることが多く、費用は10万円前後〜数十万円が目安です。

保険に比べると負担は大きくなりますが、その分、見た目の自然さや強さを重視した選択がしやすくなります。

ただし、どの程度の費用になるかは歯科医院や治療内容によって異なります。事前に見積もりを確認しておくことが大切です。

保険と自費で違いが出やすいポイント

保険と自費の違いは、単に費用だけではありません。

保険の被せ物は費用を抑えやすい一方で、使える素材や方法に制限があるため、仕上がりや耐久性に差が出ることがあります。

一方、自費の被せ物は選択肢が広がり、見た目や強さのバランスを取りやすい点が特徴です。

また、前歯は見た目、奥歯は割れにくさなど、治療する場所によって重視したいポイントも変わります。

そのため、費用だけで決めず、優先したい点を整理して選ぶことが大切です。

関連記事:ひどい虫歯の抜歯はどのくらい痛い?治療の流れと痛みを減らす5つのコツ

歯の被せ物はどれくらいでできる?治療の流れと期間

歯の被せ物の治療回数や期間の目安を解説するイメージ画像

歯の被せ物を入れるときは、どれくらいで治療が終わるのかも気になるところです。

仕事や外せない予定があると、通院回数や治療期間を事前に把握しておきたい方もいるでしょう。被せ物の治療は、歯の状態や選ぶ種類によって進め方が変わる場合があります。

治療の目安を先に知っておくことで、予定も立てやすくなります。

被せ物の治療回数や期間の目安

被せ物の治療は、歯を整えてから被せ物を装着する流れのため、1回で終わるケースばかりではありません。通院が複数回になることも多く、完成までに時間がかかる場合があります。

また、治療中は仮の歯を使うこともあり、見た目や噛みやすさに配慮しながら進めるのが特徴です。

忙しい方は、通院回数や予約の取りやすさも含めて確認しておくと安心でしょう。治療のゴールまでの目安を先に聞いておくことで、予定が立てやすくなります。

被せ物の種類で進め方が変わることがある

被せ物の治療は、選ぶ素材によって進め方が変わることがあります。保険と自費では使える材料や方法が異なるため、治療にかかる時間や仕上がりの調整の仕方も変わります。

また、治療する場所によっても確認すべきポイントは異なります。前歯のように見た目を重視する場所では、色や形の確認を丁寧に行うことが欠かせません。

一方、奥歯のように噛む力が大きい場所では、噛み合わせの確認が重要になります。

このように、条件によって進め方が変わるため、どれくらいでできるかは一律ではありません。事前に治療の流れを確認しておくことで、不安を減らしやすくなります。

赤崎 絢院長の総評|歯の被せ物は「場所と優先順位」で選ぼう

歯の被せ物は場所と優先順位で選ぶことが大切だと伝えるイメージ画像

歯の被せ物は、どれが正解と一つに決められるものではありません。

前歯と奥歯では求められる役割が異なり、見た目を重視するのか、丈夫さを優先するのか、費用を抑えたいのかで選ぶべき方向が変わるためです。

私は診療のなかで、患者さんが納得して治療を受けられることを大切にしています。

迷ったときは、場所と優先順位を整理することが、後悔しない選択につながります。

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