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2025/03/05

親知らず抜歯後の口臭を改善する方法5選|抜歯後の注意点も紹介

  • 「親知らず抜歯後の口臭を改善する方法が知りたい!」
  • 「親知らず抜歯後はどう過ごせばいいのかな?」
  • 「親知らずと口臭って関係性があるのかな?」

このような悩みを解決できる記事となっています。

親知らずの抜歯は、現在歯科医院でよく行われる処置の一つです。

しかし、抜歯後には様々な合併症や不快な症状が発生することがあります。その中でも「口臭」は、多くの患者が悩む問題ですよね。

この記事では、親知らず抜歯後の口臭を改善する方法について、歯科ハミール本院(知多半島 歯医者)の赤崎絢院長監修のもと、専門的な知見を交えながら解説します。

また、抜歯後に注意すべきポイントや、ドライソケットではないにも関わらず痛みを感じる理由についても触れていきます。

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歯科ハミール本院(歯科医院 半田市)は、愛知県知多半島の半田市に位置し、名鉄住吉町駅から徒歩1分とアクセスしやすい立地にあります。

また、大先生(赤崎知彦先生)の創業以来30年以上にわたり、地域の皆様に安心で質の高い歯科医療を提供しており、親知らずの抜歯においても豊富な経験と実績を持っています。特に、難抜歯や術後管理に力を入れており、患者様が快適に治療を受けられる環境を整えています。

親知らず抜歯後の口臭を改善する方法5選

親知らず抜歯後の口臭を改善する方法5選

親知らずの抜歯後に口臭が発生することがあります。これは、抜歯後の傷口に細菌が繁殖したり、食べかすが詰まることで、口腔内の環境が悪化するためです。以下の方法で、口臭を効果的に改善することができます。

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  1. 歯磨き
  2. 口の中を清潔に保つ
  3. マウスウォッシュ
  4. 虫歯治療
  5. マスクをつける

順番に解説します。

1. 歯磨き

抜歯後の傷口周辺はデリケートな状態ですが、適切な歯磨きを行うことは口臭予防に非常に重要です。

歯磨きを怠ると、食べかすやプラークが残り、細菌が増殖しやすくなります。ただし、抜歯後約24〜48時間は患部に直接歯ブラシを当てるのは避け、毛先の柔らかい歯ブラシで周辺の歯や歯茎を優しく磨くようにしましょう。

ポイントとして、歯磨き粉は刺激の少ないフッ素配合のものを選び、電動歯ブラシを使用する場合は低速モードで丁寧に磨くことが推奨されます。

また、歯間ブラシやフロスを併用し、歯と歯の間に詰まった食べかすをしっかりと除去することも忘れないでください。

2. 口の中を清潔に保つ

どの状況でも言えますが口腔内を清潔に保つことは、抜歯後の感染予防と口臭対策において非常に重要となってきます。

口腔内の乾燥を防ぐため、定期的に水を飲むか、口を軽くすすぐようにしましょう。抜歯後は唾液の分泌が減少しやすく、口内が乾燥すると細菌の繁殖が進みやすくなります。

また、以下でも述べますが洗口液(うがい薬)を使うことで口腔内の殺菌効果を高めることができます。

アルコールフリーで抗菌作用のある洗口液を選ぶと、患部に刺激を与えずに口内を清潔に保つことができます。

3. マウスウォッシュ

マウスウォッシュは、親知らず抜歯後の口臭改善に効果的です。特に、クロルヘキシジン(CHX)配合のマウスウォッシュは、強力な抗菌作用を持ち、細菌の繁殖を抑えるのに役立ちます。

歯科ハミール本院ではコンクールをお勧めしております。抜歯後の保険適応のうがい薬であるネオステグリーンもいいですよ。

ただし、使用方法には注意が必要で、処方された場合は歯科医師の指示に従い、適切な期間使用することが大切です。

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また、市販のマウスウォッシュを使用する場合は、できるだけアルコールフリーのものを選び、過度に刺激を与えないようにしましょう。

過度な使用になると、口腔内の常在菌バランスを崩し、かえって口臭が悪化することがあるため注意が必要です。

4. 虫歯治療

親知らず抜歯後も、他の歯が虫歯になってしまっていると口臭の原因になります。

特に、親知らずの隣接歯が虫歯になっている場合、抜歯後に傷口のケアと併用して虫歯治療を行うことが口臭予防につながります。

定期的な歯科検診を受け、必要な治療を早めに行うことで、口臭を予防することができます。

歯科ハミール本院(半田市 歯科)では、最新のレントゲンを用いた精密な診断を行い、患者さん個別に最適な治療プランを提案させていただいております。

虫歯がある場合は、早期精査&治療を行い、口腔内を健康な状態に戻しましょう。

5. マスクをつける

抜歯後の口臭対策として、物理的にマスクをつけることは効果的となります。

特に、外出時や人と話す機会が多い場合は、口臭が気になることがありますよね。マスクを着用することで、口臭を他人に感じさせにくくすることができます。

また、マスクの内側に口臭対策用のミントやガムを挟むことで、口臭を軽減する効果があります。

ただし、あくまで一時的な対処法であり、根本的な口臭改善には口腔内のケアが必要です。

関連記事:【半田市|歯科ハミール本院 赤崎絢院長 監修】親知らずが神経に近いと後遺症は残るのか?

親知らずと口臭の関係性

親知らずと口臭の関係性

親知らずが原因で口臭が発生することはよくあります。特に、親知らずが斜めや横向きに生えている場合や、完全に萌出せず一部が歯茎に埋まっている場合ですと、口腔内の清掃が難しく、口臭の原因となります。以下に、親知らずと口臭の関係性について解説します。

  • 虫歯
  • 歯肉の炎症
  • 食べかす
  • 智歯周囲炎

順番に解説します。

1. 虫歯

親知らずは、歯ブラシの毛先が届きにくいお口の奥に生えるため、磨き残しが発生しやすく、虫歯になりやすい歯です。

虫歯になると歯の内部に細菌が繁殖し、当然口臭の原因となります。特に親知らずが半分埋まっている場合や、歯茎が被さっている場合は、歯の表面が清掃しにくく、虫歯が進行しやすい環境となります。

2. 歯肉の炎症

親知らずの周囲に炎症が発生すると、歯肉が赤く腫れ、痛みや出血を伴うことがあります。このような炎症は、歯肉溝に細菌が溜まりやすく、口臭の原因となります。

歯肉の炎症が進行すると、智歯周囲炎(pericoronitis)と呼ばれる状態になり、膿が溜まり、痛みだけでなく強い口臭を引き起こす可能性がございます。

3. 食べかす

親知らずの周囲に食べ物が詰まると、口臭の大きな原因の一つとなります。

特に、親知らずが一部しか生えていない場合や、歯並びが乱れている場合、食べ物のカスが歯と歯の間に詰まりやすくなります。

これを放置すると腐敗臭が発生し、強い口臭の原因となります。

4. 智歯周囲炎

智歯周囲炎は親知らずの周囲の歯肉が感染し、炎症を起こす状態と言えます。

膿が溜まると、強烈な口臭を発生させることがあります。特に下顎の神経は繋がってますから症状が悪化すると発熱や顔の腫れを伴い、全身状態に影響を及ぼすこともあります。

智歯周囲炎が疑われる場合は、早急に歯科医院で診察を受け、適切な治療を行うことが必要です。

親知らず抜歯後の注意点

親知らず抜歯後の注意点

親知らずを抜歯した後は、口腔内の環境を良好に保ち、感染や合併症を防ぐために、以下の点に注意することが重要です。

  • 安静にする
  • 飲酒・喫煙・湯船・激しい運動をしない
  • 優しくうがいをする
  • 患部を指や舌で触らない
  • 食事に気を付ける

順番に解説します。

1. 安静にする

抜歯後は患部の血液循環を良好に保ち、血餅(けっぺい)が形成されるまで安静にすることが大切です。

血餅は傷口を保護し、治癒を促進する役割を果たします。激しい運動や長時間の立ち仕事は避け、できるだけ体を休めるようにしましょう。

2. 飲酒・喫煙・湯船・激しい運動をしない

抜歯後の飲酒や喫煙、湯船に長時間つかること、激しい運動などは、血流を促進し出血や感染のリスクを高めるためできるだけ避けるべきです。

特に喫煙は血管を収縮させ、血餅の形成を妨げるため、術後1週間は控えることが推奨されます。

3. 優しくうがいをする

抜歯後はうがいをする際に力を入れすぎると、血餅が剥がれてしまうことがあります。

これを防ぐため、優しく口をすすぐようにしましょう。また、食後は水やぬるま湯で軽くうがいをし、食べかすを取り除くようにします。

4. 患部を指や舌で触らない

抜歯後の傷口は非常にデリケートな状態です。

指や舌で触れると、傷口が刺激され、感染や出血の原因となるため、触らないように注意しましょう。

また、唇や頬を強く引っ張ることも、傷口に負担をかけるため避けるようにします。

5. 食事に気を付ける

抜歯後は、刺激の強そうな固い食べ物や辛い食べ物、熱い食べ物を避け、できるだけ柔らかい食事を摂るようにしましょう。

特に硬い食べ物は傷口に刺さり、出血や痛みの原因となります。

スープやヨーグルト、おかゆなど、口当たりの良い食事を心がけましょう。

親知らずの抜歯後にドライソケットじゃないのに痛いのはなぜ?

親知らずの抜歯後にドライソケットじゃないのに痛いのはなぜ?

親知らずの抜歯後に「ドライソケット」でないにもかかわらず、痛みが続くことがあります。これは、以下のような原因が考えられます。

  1. 術後の炎症:抜歯後の傷口が完全に治癒するまでには、ある程度の炎症が残ることがあります。これは、自然な治癒過程の一部であり、痛みが続く原因となります。通常、抗炎症剤や鎮痛剤を用いて対処します。
  2. 神経の刺激:抜歯の際、周囲の神経が刺激されることで、しばらくの間、痛みが残ることがあります。これは特に下顎の親知らずを抜歯した際に起こりやすく、神経の再生過程で一時的に痛みが続くことがあります。
  3. 骨の再生:抜歯後の歯槽骨(歯を支えていた骨)が再生する過程で、痛みを感じることがあります。これは、骨の形成が進むにつれて徐々に治まる傾向にありますが、治癒過程で不快感を伴うことがあります。
  4. 筋肉の緊張:抜歯後、噛み合わせのバランスが変わることで、顎の筋肉が緊張し、痛みが生じることがあります。特に、顎関節症の既往がある方は、注意が必要です。

痛みが続く場合は自己判断せず、まず気軽になんでもいいので歯科医師に相談することが重要です。歯科ハミール本院(半田市 歯医者)は一般保険診療をやっておりますので、術後のケアも抜歯だけでなく徹底して行えます。

できるだけ患者様の不安を解消するためのアフターケア全般を提供しています。

関連記事:【保存版】親知らず抜歯後にドライソケットにならないための5つの予防方法

まとめ【親知らず抜歯後の口臭は改善できる】

親知らずの抜歯後は、適切なケアと注意点を守ることで、口臭や合併症を防ぐことができます。

親知らずの抜歯は、一時的な痛みや不快感を伴いますが、長期的には口腔内の健康を守るために重要な治療です。

歯科ハミール本院では、親知らずの抜歯においても最新の技術と設備を駆使し、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療を提供しています。

半田市やその周辺阿久比町、常滑市、武豊町で親知らずに関するお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

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