親知らずの抜歯は、多くの人にとって避けられない時もあるでしょう。
しかも、腫れたり痛みが出たりと抜歯後に仕事や学校にいけるのかスケジュール調整の面で心配になりそうですよね。
確かに抜歯後の体調や痛みの具合によっては、無理をせず休むことが必要です。
愛知県半田市にある「歯科ハミール本院」では、赤崎絢院長が豊富な経験をもとに、患者様1人ひとりに最適な治療とアフターケアを提供しています。
今回は、親知らず抜歯後に仕事を休むべき状況とその対処法について詳しく解説します。

目次
親知らず抜歯後に仕事を休むべき状況

親知らずの抜歯後、以下のような症状が見られる場合、無理をせずに仕事を休むことを強くおすすめします。
- 血が止まらない
- 激しい痛み
- 発熱
順番に解説します。
出血が止まらない
通常、親知らずの抜歯後の出血は数時間で止まりますが、長時間にわたり出血が続く場合は、血餅が形成されていない可能性があります。
出血が止まらないと、体力の消耗が激しくなり、日常生活にも支障をきたすため、休むことが必要です。
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激しい痛み
抜歯後の痛みは、通常の範囲内であれば鎮痛剤で管理できますが、鎮痛剤を服用しても痛みが引かない場合は、炎症や感染症の可能性が考えられます。
このような場合も、無理をせずに休むことが重要です。
発熱
発熱が見られる場合は、体が炎症や感染症と戦っている証拠です。
発熱は身体に負担をかけるため、仕事を休んで安静にすることをおすすめします。
関連記事:親知らずはなぜ抜くのか?抜いた方がいいタイミングや抜く理由を解説
親知らず抜歯後の痛みに耐えられない場合の対処法

痛みが強く、耐えられない場合は以下の方法で対処しましょう。
- 鎮痛剤を飲む
- 安静にする
- 目をつむり横になる
- 患部を冷やす
- 歯医者で見てもらう
順番に解説します。
鎮痛剤を飲む
抜歯後の痛みが強い場合、最も一般的な対策は鎮痛剤の利用です。
医師から処方された鎮痛剤を適切に服用することで、急性の痛みを効果的に管理できます。
「歯科ハミール本院」では、患者様1人ひとりに合わせた最適な鎮痛剤を処方し、痛みのコントロールをサポートしています。
安静にする
抜歯の影響で体がストレスを受けているため、安静にすることが非常に重要です。
抜歯後は、体力を回復させるためにも積極的に休息を取り、無理な活動は避けましょう。
目をつむり横になる
部屋を暗くして、目を閉じて横になることで、リラックス効果が高まり、心身ともに休息を促進します。
このリラクゼーションは、痛みの感覚を和らげるのに役立ちます。
患部を冷やす
抜歯後の腫れや炎症を抑えるためには、冷却が効果的です。
アイスパックや冷たいタオルを使って患部を冷やすことで、痛みと腫れを軽減することができます。
歯医者で見てもらう
抜歯後の痛みが改善しない場合は、歯医者による追加の診察が必要です。
痛みが長引く場合には、隠れた合併症が存在する可能性があるため、早めに専門医の診断を受けることをお勧めします。
関連記事:【半田市 歯科ハミール本院 赤崎絢院長監修】親知らずが痛くて寝れないときの対処法7選
親知らず抜歯後にどうしても仕事に行かなくてはいけないときの注意点

どうしても仕事に行かなければならない場合、以下の点に注意してください。
- 鎮痛剤を常備しておく
- 冷えピタを持っていく
- 休憩時間をこまめにとる
- 会社の人に状況を事前に伝える
順番に解説します。
鎮痛剤を常備しておく
抜歯後の痛みは突然激しくなることがあります。
そのため、鎮痛剤を常に携帯し、必要に応じて使用できるようにしておくことが重要です。これにより、急な痛みにも迅速に対応でき、仕事の中断を防ぎます。
冷えピタを持っていく
冷却パッド(冷えピタ)やアイスパックを用意しておくと、仕事中でも患部を冷やし、痛みや腫れを軽減できます。
これは特に、長時間のデスクワークや外回りの際に役立ちます。
休憩時間をこまめにとる
抜歯後は体が回復モードにあり、十分な休憩が必要です。
仕事のスケジュールを調整し、定期的に短い休憩を挟むことで、体の疲労を蓄積させずに済みます。
会社の人に状況を事前に伝える
抜歯後の体調不良を事前に上司や同僚に伝えておくと、必要に応じて仕事の負担を軽減してもらいやすくなります。
これにより、無理なく仕事を続けることが可能になります。
関連記事:親知らず抜歯後にやってはいけないこと7選|抜歯後におすすめの食事も紹介
親知らず抜歯後に回復を促進するための対策

親知らず抜歯後の回復を早めるためには、以下の対策を心がけましょう。
- 規則正しい生活を意識する
- 口腔ケア
- 栄養バランスの整った食事
順番に解説します。
規則正しい生活を意識する
規則正しい生活を送ることは、親知らず抜歯後の回復を促進する基本です。
規則正しい生活リズムは、体の自然な治癒力を最大限に引き出し、免疫力を高めます。
具体的には、十分な睡眠を確保し、ストレスを最小限に抑えることが重要です。
また、適度な運動やリラクゼーションも回復をサポートします。
口腔ケア
抜歯後は口腔内の清潔を保つことが感染症予防に繋がり、回復を早めます。
毎食後に優しくうがいやブラッシングを行い、特に抜歯箇所の清潔を保ちましょう。
また、歯科医師から提供される抗菌剤やマウスウォッシュを使用することで、口腔内のバイ菌の増殖を防ぐことができます。
栄養バランスの整った食事
栄養バランスの取れた食事は、体の免疫力を強化し、傷の治癒を促進します。
ビタミンCやビタミンAを多く含む食品は、免疫機能をサポートし、傷の回復を助けます。また、たんぱく質が豊富な食事は、体の組織修復に役立ちます。
柔らかくて消化しやすい食品を選び、無理なく栄養を摂取しましょう。
親知らず抜歯のメリット

親知らずを抜歯することには、以下のようなメリットがあります。
- 歯並びの改善
- 歯周病予防
- 歯磨きが楽になる
- 口臭が減る
- 小顔効果
順番に解説します。
歯並びの改善
親知らずを抜くことで、歯並びの改善が期待できます。
親知らずが生えてくると、隣の歯に圧力をかけて歯列を乱す可能性があります。
これを防ぐために親知らずを抜歯することで、全体の歯並びを整え、矯正治療の効果を高めることができます。
また、歯並びの改善は、咀嚼や発音の改善にも繋がります。
歯周病予防
親知らずはその位置と生え方から清掃が難しく、歯周病のリスクが高まります。
歯周病は放置すると歯を失う原因にもなり得るため、親知らずを抜歯することでそのリスクを大幅に減少させることができます。
これにより、長期的な口腔内の健康を保つことが可能になります。
歯磨きが楽になる
親知らずがあると、歯ブラシが届きにくく、歯磨きが困難になることがあります。
親知らずを抜歯することで、歯磨きがしやすくなり、口腔内の清潔を保ちやすくなります。これにより、虫歯や歯石の蓄積を防ぎ、口腔健康を維持することができます。
口臭が減る
親知らずによる炎症や感染症は、口臭の原因になることがあります。
親知らずを抜歯することで、これらの問題が解消され、口臭が減少します。
口腔内の健康が改善されることで、息が爽やかになるでしょう。
小顔効果
親知らずを抜くことで、顔の輪郭がスッキリし、小顔効果が期待できます。
特に親知らずが生えてくることで顔が膨らんでいると感じる場合、抜歯により顔のラインが整い、自然な顔立ちになります。
まとめ【親知らず抜歯後は安静にしましょう】
親知らずの抜歯後、仕事を休むべきかどうかの判断は、体調や症状に基づいて行うことが重要です。
特に、出血が止まらない場合や激しい痛み、発熱が見られる場合は、無理をせず休むことをおすすめします。
「歯科ハミール本院」では、赤崎絢院長が患者様一人ひとりに合わせたアフターケアを提供し、安心して回復できる環境を整えています。
半田市内にお住まいの方で、親知らずの抜歯を考えている方は、ぜひご相談ください。
歯科ハミール本院の詳細情報
【お問い合わせ先】 歯科ハミール本院 (半田市 歯医者、 半田市 歯科、半田市 歯科医院)
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