歯周病でズキズキとした痛みがあると、「このまま大丈夫かな」と気になる方もいるでしょう。
歯周病の痛みは、歯ぐきの腫れや内部の炎症によって起こることがあり、放置すると症状が進んでしまう場合もあります。
本記事では、歯周病でズキズキと痛む原因や自宅でできる対処法、受診の目安についてわかりやすく解説します。
原因や対処法を知ることで不安を軽減し、落ち着いて対応できるようになるでしょう。

目次
歯周病でズキズキと痛む原因とは?虫歯との違いも解説

歯ぐきがズキズキと痛むときは、歯周病が進行しているサインかもしれません。
歯周病は自覚症状が少ないまま進行し、炎症が強くなると痛みとして現れることがあります。
歯ぐきの腫れや違和感をそのままにしていると、症状が悪化する可能性もあるため注意が必要です。
まずは、なぜズキズキとした痛みが起こるのかを知り、虫歯との違いも含めて正しく理解しましょう。
歯周病でズキズキと痛みが出る理由
歯周病でズキズキとした痛みが出るのは、歯ぐきの中で炎症が進んでいるためです。
歯周病は、歯と歯ぐきのすき間に細菌がたまり、歯ぐきの腫れや内部の炎症によって進行します。
初期の段階では痛みが出にくいものの、炎症が強くなると歯ぐきが圧迫されるような痛みを感じることがあります。
また、膿がたまることで違和感や痛みにつながるケースも少なくありません。
こうした症状は、進行のサインとして見逃さないことが大切です。
虫歯の痛みとの違い
歯周病と虫歯では、痛みの出方に違いがあります。
虫歯は、冷たいものや甘いものがしみるといった刺激による痛みが特徴で、歯そのものに原因があるケースがほとんどです。
一方で歯周病は、歯ぐきの炎症によってズキズキとした鈍い痛みや、押したときの痛みが生じやすくなります。
また、歯ぐきの腫れや出血を伴う場合もあり、見た目に変化が現れる点も特徴です。
歯周病の主なサイン
歯周病は初期の段階でははっきりとした痛みが出にくく、気づきにくい病気です。そのため、日常の中で現れる小さな変化に気づくことが大切です。
例えば、歯みがきの際に出血する、歯ぐきが赤く腫れている、口の中がネバつくといった症状は、歯周病の可能性があります。
こうした違和感を放置すると、徐々に症状が進み、痛みとして現れることもあります。早い段階で気づき、適切に対応することが重要です。
歯科ハミール本院は、名鉄住吉町駅から徒歩1分で駐車場も完備しており、違和感の段階でも通院しやすい環境を整えています。
歯ぐきの腫れや出血など気になる症状がある場合は、早めの受診をご検討ください。
関連記事:歯周病になりやすい人の特徴とは?原因と対策をわかりやすく解説
歯周病のズキズキする痛みをやわらげる対処法

歯周病によるズキズキとした痛みがある場合は、まず症状を悪化させないようにしながら、痛みをやわらげる対処を行いましょう。
ただし、これらはあくまで応急的な対応であり、原因そのものを解消するものではありません。誤った対処をすると、かえって炎症が悪化することもあるため注意が必要です。
ここでは、自宅でできる基本的な対処法と、避けるべき行動について解説します。
痛みをやわらげる応急処置
歯周病でズキズキとした痛みがあるときは、まず患部を刺激しないようにしましょう。痛みがある側で噛むのを避け、できるだけ安静に過ごします。
また、頬の外側から軽く冷やすと、炎症を落ち着かせる効果が期待できます。
ただし、冷やしすぎると血流が悪くなり逆効果になる場合もあるため、短時間にとどめるようにします。
加えて、香辛料の強い食事や熱い飲み物など、刺激になるものは控えましょう。
市販薬の使い方と注意点
痛みが強い場合は、市販の痛み止めを使うことで一時的に症状をやわらげられます。
ただし、あくまで痛みを抑えるためのものであり、歯周病そのものを治す効果はありません。
痛みが軽くなると症状が改善したように感じ、受診が遅れてしまうこともあります。
また、体質や服用中の薬によっては注意が必要なため、用法・用量を守って使用することが重要です。
痛みが続く場合は、早めに歯科医院で原因を確認しましょう。
歯科ハミール本院では、服用中のお薬や体調も確認しながら、痛み止めの使い方や受診のタイミングについて丁寧にご説明しています。
自己判断に頼りすぎず、気になる点があれば早めにご相談ください。
やってはいけないNG行動
痛みをやわらげようとして行った行動が、かえって症状を悪化させる場合もあります。
例えば、痛む部分を強く押したり頻繁に触ったりすると、炎症がさらに広がる原因になります。
また、自己流で歯ぐきを強くマッサージすることも刺激となり、悪化につながる可能性があります。
さらに、アルコール成分の強いうがい薬を使いすぎると、粘膜を傷めてしまうこともあるため注意が必要です。
誤った対処を避けることが、症状の悪化を防ぐポイントです。
関連記事:歯周病は自分で治せる?正しい対処法とその限界を解説
歯周病の痛みは放置しても大丈夫?受診の目安

歯周病による痛みがあるとき、「少し様子を見ても大丈夫なのか」と迷う方もいるでしょう。
しかし、痛みの強さや症状によっては、早めの受診が必要になる場合もあります。自己判断で放置すると炎症が広がり、症状が悪化するおそれもあります。
ここでは、すぐに受診すべき症状と様子を見てもよいケース、放置した場合のリスクを解説します。
すぐ歯医者に行くべき症状
ズキズキとした痛みが続く場合や、歯ぐきの腫れが強くなっている場合は、早めの受診を検討しましょう。
特に、膿が出ている、顔まで腫れている、噛むと強い痛みがあるといった症状は、炎症が進んでいるサインです。
こうした状態を放置すると、周囲の組織にまで影響が広がるおそれがあります。
違和感の段階とは異なり、はっきりとした痛みが出ている場合は、できるだけ早く専門的な診察を受けることが重要です。
歯科ハミール本院では、急な痛みにも対応できる体制を整えています。
レントゲンや歯周検査で原因を見極めたうえで、炎症を抑える処置やかみ合わせの調整などを行います。
症状に応じて速やかに対応し、重症化のリスクを抑えています。
様子を見てもよいケース
軽い違和感や一時的な痛みであれば、短期間は様子を見ることができるケースもあります。
例えば、歯ぐきに軽い腫れがあるものの痛みが弱く、数日で落ち着いてきている状態などです。
ただし、このようなケースでも完全に症状がなくなったとは限りません。
症状が繰り返すときや少しでも不安があるときは、歯科医院で状態を確認することをおすすめします。
経過を見ながらも、必要に応じて受診を検討することが重要です。
放置するとどうなるか
歯周病による痛みを放置すると、炎症が徐々に広がり、歯ぐきだけでなく歯を支える組織にも影響が及ぶおそれがあります。
初期のうちは軽い違和感であっても、進行すると歯がぐらつくようになったり、強い痛みを伴う状態になったりすることも少なくありません。
また、症状が進んでからの治療は、通院回数や処置の負担が大きくなる傾向があります。
できるだけ早い段階で対応することが、症状の悪化を防ぎ、歯を守ることにつながります。
歯周病の痛みがあるときの歯科医院での治療内容

歯周病による痛みがあるときは、症状の進行度に応じて適切な治療を行うことが重要です。
初期であれば比較的負担の少ない処置で改善が見込めますが、進行しているとより専門的な対応が必要になります。
また、「治療が痛そうで不安」と感じ、受診をためらう方も少なくありません。
ここでは、歯科医院で行われる主な治療内容と、痛みへの配慮について解説します。
初期の治療内容
歯周病の初期段階では、歯と歯ぐきの境目にたまった汚れや歯石を取り除く処置が中心です。これにより炎症の原因となる細菌を減らし、歯ぐきの状態を整えます。
また、日常のケアが適切に行えるよう、歯みがきの指導が行われることもあります。
こうした基本的な治療を丁寧に行うことで、症状の改善や進行の抑制が見込めます。
早い段階でケアを行うことが、歯周病の悪化を防ぐポイントです。
進行している場合の治療
歯周病が進行すると、歯ぐきの中にたまった汚れを取り除く処置が必要になります。
歯と歯ぐきのすき間が深くなると、表面のケアだけでは不十分になるため、専用の器具を使って内部の汚れを取り除きます。
また、炎症の状態によっては、薬を使用したり、かみ合わせを調整したりすることで負担を軽減することもあります。
症状の進行度に応じて治療内容は異なりますが、原因をしっかり取り除くことが重要です。
治療の痛みや不安について
歯周病の治療に対して「痛そう」「怖い」といった不安を感じる方もいるでしょう。
実際には、症状や処置内容に応じて痛みに配慮しながら進めます。
例えば、処置の前に麻酔を行って痛みを軽減したり、無理のないペースで治療を進めたりするなどの工夫が代表的です。
不安を感じていることを事前に伝えることで、より安心して治療を受けやすくなります。
歯科ハミール本院では、表面麻酔や極細針を使用するなど、できるだけ痛みを抑えた治療を行っています。
また、必要に応じて笑気麻酔を用いるなど、リラックスして受けられる環境づくりにも配慮しています。
治療前には丁寧な説明を行い、不安を抱えたまま進めることがないよう心がけています。
関連記事:歯周病治療は何をする?期間・痛み・費用を歯科医師が解説
歯周病の再発を防ぐための予防とセルフケア

歯周病は、一度症状が落ち着いても再発しやすい特徴があります。そのため、治療後も日常的なケアと定期的なチェックを続けることが重要です。
毎日のセルフケアを見直すことで歯ぐきの健康を保ちやすくなります。
さらに、歯科医院での定期的なメンテナンスを組み合わせることで、再発の予防にもつながるでしょう。
ここでは、歯周病の予防に役立つセルフケアと生活習慣のポイントを解説します。
正しい歯みがきのポイント
歯周病の予防には、毎日の歯みがきが基本となります。歯と歯ぐきの境目を意識しながら、やさしく丁寧にみがきましょう。
力を入れすぎると歯ぐきを傷つけてしまうため、軽い力で小刻みに動かすのがポイントです。
また、歯ブラシだけでは届きにくい部分もあるため、歯と歯の間はフロスなどの専用器具でケアすると効果的です。
正しい方法を身につけることで汚れをしっかり取り除き、炎症の予防にもつながるでしょう。
日常生活で気をつけること
歯周病の予防には、日常生活の習慣も大きく関わっています。間食の回数が多いと口の中に汚れが残りやすくなり、細菌が増えやすい状態につながります。
また、睡眠不足や生活リズムの乱れは体の抵抗力を下げ、歯ぐきの炎症を引き起こす要因の一つです。
こうした生活習慣を見直すことで、歯ぐきの健康を保ちやすくなります。
無理のない範囲で習慣を整えることが、長く続けるためのコツといえるでしょう。
定期的なチェックの重要性
歯周病は自覚症状が少ないまま進行することがあるため、痛みがなくても定期的に歯科医院でチェックを受けることが重要です。
歯ぐきの状態や汚れの付き方を確認し、必要に応じてクリーニングを行うことで、早い段階で変化に気づきやすくなります。
自宅でのケアと合わせて定期的なチェックを行うことで、歯周病の再発予防にもつながるでしょう。
歯科ハミール本院では、定期検診ごとに歯周ポケットの深さや出血の有無を確認し、数値で経過を管理しながら再発予防に取り組んでいます。
また、保育士が在籍する託児ルームやバリアフリーの院内環境を整えており、子ども連れの方や高齢の方、障害のある方でも通院しやすい環境です。
家族ぐるみで無理なく予防を続けやすい点も特長といえるでしょう。
赤崎 絢院長の総評|歯周病のズキズキした痛みを感じたときに大切なこと
歯周病によるズキズキとした痛みは、炎症が進んでいるサインであることが多いため、まずは状態に応じた対応をとることが大切です。
応急的に痛みをやわらげることもできますが、原因そのものを解消するためには、早めに状態を確認することが重要です。
歯科ハミール本院では、「痛くない・削らない・抜かない」を基本に、できるだけ歯を残す治療と予防に力を入れています。
痛みに配慮した処置や丁寧な説明を通して、患者さまが不安を抱えたままにならないよう心がけています。
気になる症状がある場合は、無理に様子を見続けるのではなく、早めに受診をご検討ください。

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この記事を監修した人

歯科ハミール本院 院長 赤崎 絢
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